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2019
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徹底的に忠実な構造を持つ新生Cal.321の完成に向けて

Cal.321の復活プロジェクトに際し、オメガは専属チームを結成。研究者、開発者、歴史家、職人、ウオッチメーカーなどの少数精鋭からなるチームは、1960年代と70年代にNASAのために極秘で行なわれたスピードマスターの開発に用いられたコードネームと同じ“アラスカ11”というプロジェクト名で、2年以上の歳月をかけて極秘に作業を進めてきたとのこと。

その作業内容も徹底されており、第2世代のCal.321を参考にして広範囲に及ぶ歴史的調査と当時の計画の情報を収集。月面歩行をした最後の人ユージン・“ジーン”・サーナンが着用していた実物のスピードマスターST 105.003にデジタルスキャンテクノロジーを用いて内部解析を行うなど、多角的なアプローチが試みられたそうです。

スイス時計界の巨星オメガを持ってしても一筋縄ではいかなかったCal.321の完全再現。このトピックスは、コレクターにとって歓迎すべきことであると同時に、私たちに失われた技術を取り戻すのがいかに大変なものかを教えてくれます。

完璧に当時のデザインに忠実な構造を持った新生Cal.321は、特別なワークショップにてすべての製造工程が行なわれるとのこと。果たしてどのような腕時計に搭載されて披露されるのか、続報に期待しましょう!

 

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